どうしても痩せないあなたの最後の手段は肥満外来へ行くことです。保険は効きませんが・・・
どうしても痩せたい人、あるいはなんとか痩せないと命の危険がある人が最後に行き着く場所と いわれるのが「肥満外来」です。「肥満外来」という言葉から想像できるように肥満を徹底的に 治療として行う外来であり、患者にたいしては、今の自分の体がどれほど、危機的状況であるかを 認識させ、痩せるための指導をしてくれる場所です。
勘違いしてほしくないのは決して秘密の痩せ薬を処方してくれるということではないことです。
基本的には肥満を解消するために、事前検査で現在の体の状態と太ってしまった原因を問診から つきとめて、個人個人に合った的確な治療プログラムを一緒に考えるということです。
肥満という問題の解決にはなにはともあれ、患者本人のやる気と努力が求められますからお医者さんと いえどやれることは限られています。王道のダイエットである食事療法や運動療法また肥満になる生活 習慣の見直しをしていくだけですから、なんとかしてもらおうという甘い依存心があるとこっぴどく 怒られるので注意しましょうね。
肥満治療は。患者さん本人が痩せる気持ちにならなくては痩せる事は不可能です。軽い気持ちで 行っても1回きり受診しただけで通わなくなる可能性も高いですから真剣に肥満による病気が心配な方 のみ肥満外来を受診してみることをおすすめします。
1)初診時
身長・体重・問診・血圧測定・血液検査などを行います。
2)MRI検査
MRIにて内臓脂肪・皮下脂肪の量を測ります。
3)経過観察
2週間〜1ヶ月おきに体重の記録、運動の記録、食事日記などを提出して指導をうける。
生活習慣病の気配があれば、その治療と並行して行います。まずは、数ヶ月肥満治療をして、数値に改善が みられなければ漢方薬を、最後の手段として、いわゆるメディカルサプリを使います。
治療といってもダイエットは自宅で自分がやることになります。そのため本人の強い意志と不断の努力が なければどうしようもありません。自分1人ではどうにもならないからサポートが欲しい人にはお医者さんの 存在は心強いですが、結果がでないとあわせる顔がないということで辛くなるところはあります。
肥満治療で一番難しいのは、患者さんが途中で来なくなるのをいかに防ぐかということだそうです。 継続して治療を完了できるのは2〜3割がいいところで、その他の7〜8割は途中で来なくなってしまうそうです。
おそらく途中で辛くなって挫折してしまうんでしょうね。肥満外来に通っても挫折してしまう人は もう救いようがない感じです。あとは他の人に迷惑をかけずに安らかに死んでくださいというしかないです。
最後に一度は肥満外来で診察してもらうべき人の条件を紹介しておきます。
1)男性で85cm以上、女性で90cm以上の腹囲であり、どんどん増えてきている。
2)人間ドックや健診で、血中のコレステロール、中性脂肪、尿酸、血糖値が高い、あるいは高血圧がある。
3)ウェストの数値を身長で割ってみて、結果が0.5以上の方(内臓脂肪型肥満の可能性大です)
4)お腹が出ているのに、皮下脂肪を少ししかつまむことができない。
5)男性は30歳代から要注意です。女性は閉経後からが要注意です。
6)BMI(体格指数)が25以上で、明らかに肥満体型である。